こえだ

小さな声で

かしの木 こえだ こばと ちいろば みのり オリーブ

202010pct01 秋晴れが続き、さわやかな風を感じながらベランダで日光浴をしたり、散歩先の公園で木の実を拾ったりと秋の自然を楽しむ子どもたちの笑顔がみられます。
 ある日、散歩に出かけた子どもたちがフウセンカズラの実と種を見つけて持ち帰ってきました。たくさん実がなるようにと願いながら、保育室でもプランターに種を植え、毎日水をあげてはプランターをのぞき込んでいました。あるとき、2歳の子どもがやってきてプランターの前で手をあわせると小さな声で祈りはじめました。「天の神さま、早くピンク色のお花が咲きますように。」子どもの可愛らしい祈りに保育者の心が温められた瞬間でした。
 秋の自然を通して、子どもたちは心も体も豊かに成長していきます。コロナ禍にあってこそ、幼い子どもたちがみる希望や心温まる関わりを大切にしていきたいと思います。そして、子どもたちの成長の喜びを保護者の皆様とも分かち合いながら過ごす時となることを願っています。

秋の自然を楽しみながら

かしの木 こえだ こばと ちいろば みのり オリーブ

 日中は厳しい残暑が続いていますが、夕刻に聞こえる虫の声に涼やかさを感じます。秋の自然を楽しみながら、気温の変化にも少しずつ体が慣れていくよう気を付けて過ごしたいですね。
 9月3日の防災訓練では、避難訓練後に非常食のカンパンを食べたり、ランタンの灯りをともした中で過ごしたりしました。子どもたちはいつもと違う雰囲気を感じながらも、保育者の話にしっかりと耳を傾けたり、カンパンを味わって「おいしい」と話す姿がみられました。今年度は各保育室での引き渡し訓練を行いましたが、被災状況によっては別の避難場所に向かうことも念頭に置きながら、いざというときに迅速な行動ができるよう備えていきたいと思います。
 保護者の皆様には、災害用伝言ダイヤルを利用しての引き渡し訓練にご協力をいただきましてありがとうございました。これから台風が心配される時期ともなりますので、是非ご家庭でも、災害について話しあう時をもっていただけたらと思います。

丁寧で優しい関わりを大切に

かしの木 こえだ こばと ちいろば みのり オリーブ

20200801pict01 梅雨明けを待ちわびていたかのようなせみの声と強い日差しが照りつけ、夏本番を迎えました。例年とは違った過ごし方が求められるこの時期ですが、当たり前を見直しながら子どもたちと共に「楽しい」をたくさん発見し、体験できる夏にしたいですね。
 先日、「保育園、子ども園における新型コロナウイルス感染症対策」のオンライン研修会に参加しました。研修会では公衆衛生医師から保育現場での対応と対策について学びました。その中で、子どもの集団生活での感染症対策は、多様に取り入れるのではなく、大人が「リスクの正しい理解」をし、大人と子どもそれぞれができる「リスク回避の積み重ね」を大切にしていくことの重要性を改めて学びました。
 感染症において、子どもができる一番のリスク回避は「手洗い」です。保育室では散歩から帰ってきたとき、トイレの後、食事前など子どもたちは保育者に見守られながら手を洗っています。手洗いの大切さを子どもたちが感じていけるように、丁寧で優しい関わりを大切にしたいと思います
 保育環境においては、引き続きこまめな消毒や換気をおこなってまいりますが、保護者の皆様にも共に感染症拡大防止にご協力を賜りますことを心よりお願い申し上げます。

笑顔になるための工夫を

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202007pic01 保育室の生活に活気がもどりました。新入園児の慣れ保育も進み、保育者にしがみついていた小さな手の力が徐々にやわらぎはじめ、興味あるものをしっかりと掴もうとする姿の一瞬一瞬に子どもの生きる力を感じます。
 6月に迎えた「花の日」は、成長させてくださった神様に感謝し様々な花を飾って、神様が子ども一人ひとりにくださった「個性」という贈り物が大切に育まれていくことを祈り、礼拝しました。子どもたちは「おおきいね」「こっちはピンク」と様々な花の違いに気付いたり、顔を近づけて匂いをかいだりしていました。小さなつぼみを見つけて「これから咲くね」とそうっと指で触れるその姿は、とても愛らしいものでした。
 保育室の生活では、日々の感染防止対策の一つであるマスクの着用が日常の風景となりました。着用当初は、相手の表情から多くのことを感じとる子どもたちにとって、顔のほとんどが覆われてしまうマスクの着用を懸念する声もありました。しかし、入園したばかりの幼い子どもたちも、保育者のまなざしや声を通して自分にむけられる思いを全身で感じとり、少しずつ安心して遊ぶ姿を見せてくれています。
 これからの生活において、以前はできたことができなくなったり見通しがもてない様々な不自由さに気持ちが奪われてしまう時もあると思います。しかし、相手(誰か)を思う気持ちや行動が、不安や不自由な思いを和らげ、笑顔になるための工夫を生み出す力になっていくことを心にとめながら、過ごしていきたいと思います。

これからの心の成長に

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202006pic01 この度の新型コロナウイルス感染拡大により、今までにない新年度を過ごすこととなりました。保護者の皆様には、長期にわたり様々な保育室の対応にご理解とご協力を賜りまして心より感謝申し上げます。
 休園期間中、ご家庭ではどのように過ごされたでしょうか。在宅または職場での仕事を続けながらこの期間を過ごされた保護者の方も多かったと思います。子どもたちの様々な姿に接し、戸惑いや悩み、時には苛立ちもあったと思いますが、それ以上に子どもたちの心身の成長にたくさん触れてこられたことでしょう。子どもたち一人ひとりもまた、守られ愛されている喜びのなかでこの時を過ごしたことと思います。
 休園措置が解除となり、今月から子どもたちの元気な声とともに室内に活気が戻ってきました。少しずつ戻り始めた日常生活に感謝しながら、休園中の子どもたちの過ごしがこれからの心の成長につながっていくことを大切にしながら保育をおこなっていきたいと思います。
 先が見えない困難な状況にあってこそ見えるものがあるといわれます。このような時だからこそ様々な人を思い、誰かのために最善を尽くす大人の姿が、子どもたちに大きな希望を与えることでしょう。
 今後も感染症と向き合う日々が続きますが、子どもたちの心身の健康を守り当たり前の日常を守るためにも、保育室としてできること社会としてできることを保護者の皆様と共に考え、子どもたちにも伝えていきたいと願っています。
 共に歩む日々に皆様のご理解とご協力をよろしくお願いします。

こどもたちを

かしの木 こえだ こばと ちいろば みことば みのり オリーブ

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6月の聖句

 

こどもたちをこさせなさい。
てんのくにはこのようなものたちのものである。

マタイによる福音書19章14節

このはなのように

かしの木 こえだ こばと さんびか ちいろば みのり オリーブ

このはなのようにおひさまをあびて
すくすくそだつこどもにしてください

このはなのようにみんなのこころに
やさしくかおるこどもにしてください

このはなのようにかみさまのあいを
そっとあらわすこどもにしてください
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保護中: おうちですごす ほいくしつ のみなさんへ その2

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保護中: おうちですごす ほいくしつのみなさんへ

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子どもたちの姿に喜びと感謝が

かしの木 こえだ こばと ちいろば みのり オリーブ

ご入園、ご進級おめでとうございます。

 新年度を迎え、部屋の棚の位置が変わっていたり新しいおもちゃがあるのを見つけて「いつもとちがうね」とさっそく気づいて遊びだした子どもたちの姿がありました。
 新入園児の子どもたちは、初日はお家の方と一緒に安心しておもちゃに手を伸ばしていましたが、お家の人と離れる時には不安で涙する姿が見られました。1週間もすると朝は泣いていても少しずつまわりに目を向け、おもちゃを手に取ったり保育者に抱かれて安心感を得ている姿を目にして、子どもの持つ力に驚かされます。
 新型コロナウイルス感染拡大のニュースが毎日流れ、不安と緊張の毎日が続く中でも、今を楽しむ子どもたちの姿に喜びと感謝があふれるとともに、子どもたちのこころが満たされるためのより良い環境を整えていく大きな使命を感じています。
 新年度、子どもたちが安心して過ごせる環境を心から願い、健やかなる成長のために職員一同尽力していきたいと思います。どうぞよろしくお願い申し上げます。

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