子どもを育てる

子どもの熱中症について

体調管理のポイント 子どもを育てる

◎大人より暑さに弱い


 子どもは汗をかく機能が未熟なため、暑さを感じてから汗をか
くまでに時間がかかり体内に熱がこもりがちです。また子ども
は大人よりも地面の照り返しの影響を強く受けます。このた
め大人が暑いと感じているとき、子どもはさらに高温の環境下
にいるといえます。

◎熱中症の症状


・顔がほてっている
・だるそうにしている、動きたがらない
・おしっこが出ていない
・嘔吐する
・頭痛や腹痛を訴える
・発熱
 
 もし、このような症状がみられたら
 
涼しいところへ移動し、身体を冷やす。
風通しをよくし、水分・塩分を与える。
意識がなかったりけいれんを起こした場合は救急車を!
 

◎熱中症の予防


 こまめな水分補給はもちろんのこと、食事、睡眠をしっかりと摂り体調を整えましょう。またエアコンの温度を下げすぎていませんか? 常に汗をかかずに過ごしていると汗腺の発達を妨げ、逆に暑さに弱くなってしまいます。適度に汗をかくことも大切です。長時間屋外で過ごすことは控えましょう。

意欲を育てる手づかみ食べ

かしの木 こえだ こばと ちいろば みのり オリーブ 子どもを育てる

~保育室で大切にしていること~
 保育室では子どもたちの「食べたい」という意欲を大切にしています。
 スプーンがまだ上手に扱えない時期は、保育者がスプーンで食べさせてあげるだけではなく手でつかみやすいものを小皿に取り分け、子ども自身が自分で食べられるようにしています。
 スプーンやおはしを上手に使って食べるようになるための第一段階が手づかみ食べです。手づかみ食べは手で触ることで食べ物の性質を知り、量の加減や口への運び方を学ぶ大切な経験です。また、食卓を囲みながら子どもが感じた思いに共感して「やわらかいね」「温かいね」と応答的に関わることで、子どもは信頼できる大人との食事時間を心地よく感じ、食べることへの意欲が育ちます。一方で、「空腹」であることもとても大切です。しっかり遊び、からだを十分に使うことで「おなかがすいた」という感覚が食欲増進だけでなく集中して食べる力も養います。
 乳幼児期に「食べるってたのしい!」という経験を積み重ねていくことはこれから身についていく様々な力の大きな源になるということですね。

心と体で語り合う時間を大切に

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 いよいよ新年度が始まりました。
201705pic02 登園初日、お母さんと各保育室に入ってくる新入園児の様子は、年齢が上がるほど敏感にその変化を捉え緊張感でいっぱいです。進級児にとっても新しい環境はたくさんの戸惑いがあります。登園時、緊張感と不安を少しでも和らげたいと保育者が穏やかに声をかけますが、ぎゅっと抱きついた腕や握りしめた指先はその意思をより強く表しています。しばらくお母さんとお子さんの無言の語り合いが続き、保育者も無理に声をかけることなくその語り合いを見守ります。お母さんにとっては長く、お子さんにとっては短く感じる語り合いですが、言葉にならない心と体での語り合いを丁寧におこなうからこそ、子どもたちは、自ら新しい一歩を踏み出す準備ができるのだと思います。焦ることなく、ゆっくりと子どもの笑顔を待ちたいですね。
(保育の一場面より)