災害への備え

オリーブ

koinobori 新年度が始まり1ヶ月が過ぎました。新入園児は、はじめておうちの方から離れて過ごすため、慣れ保育が進むにつれて色々なことを感じて涙が出る姿や少しずつ慣れてきたと思った頃に体調を崩して保育室をお休みする姿がみられ、保護者の方にとってもご心配の多い1ヶ月だったと思います。

保育室という小さな社会への第一歩は、幼い子どもたちにとって容易なことではありません。しかし、子どもたちは日々たくさんのことを吸収しながら個々のペースで新しい環境に順応していきます。それぞれの保育室では、そのような子どもたちの力を信じつつ、どのような配慮をしてあげたらよいのかを常に話し合いながら保育の環境づくりをしています。「はじめて泣かないで登園できました。」「短い時間でもお昼寝できました。」「お友だちに興味がでて関わるようになりました。」等、これから経験していく様々な喜びを保護者の皆様と共感しながら子育てのお手伝いをしていきたいと願っています。kabuto

先月、熊本を中心にした大きな地震がありました。私たちが5年前の東日本大震災で経験した、またそれ以上の恐怖や不安の中で生活をしている方々のことを思うと本当に胸が痛みます。そして、いつどのように起こるかわからない災害に備えることの大切さを改めて痛感します。今月末に予定されている避難引き渡し訓練は、お預かりしている大切なお子様を災害時にどのように保護者の皆様にお引渡しするか、保育室と保護者の皆様とで確認する重要な訓練となります。どうぞご協力をお願いいたします。

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