一緒になって楽しむことが

へいわ保育室 新しい月を迎えて

 冬晴れの下、水仙が背筋を伸ばし咲いていました。春が待ち遠しい今日この頃です。
 雪の予報が出るほど気温が下がった日に、ある施設では濡らしたタオルが凍るか子どもたちと一緒に試してみました。翌日、凍ったタオルを不思議そうに触っていました。この時期の寒さも自然の不思議を肌で感じる貴重な機会ですね。
 先日第二平和保育園で行われた子育て講座では多くの方にご参加いただきました。講師の笠井廣さんの作るカプラの作品は子どもがまたがって乗ることができる動物だったり、かまくらのように中に入って楽しめたりと、積み木遊びの世界がぐんと広がるものでした。「夢中になる子どもの気持ちがちょっとわかりますね」と楽しそうにお子さんと一緒にカプラを高く積み上げておられた保護者の方もいらっしゃいました。「子どもたちは親御さんのことが一番好きで、親御さんが楽しそうに遊んでいる姿を見ることがとっても嬉しいのです」と笠井さんがお話してくださった通り、大人が一緒になって楽しむことが子どもの心の安定につながり、自己肯定感を育むことにもつながるのだと感じます。
 今月は懇談会も予定しています。この1年のお子さんの成長を振り返り、ともに喜び合うひとときを過ごせたらと思いますのでぜひご出席ください。

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