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一つ一つ大切に拾ってきたのだと

へいわ保育室 新しい月を迎えて

 11月とは思えないほど気温の高い日が続いていますね。散歩から帰ってきた子どもの一人が汗をかきながら「どんぐり拾ったよ」とおしえてくれました。散歩バッグの中にはクヌギやクヌギの帽子、小さな木の実などの宝物がいっぱいです。地面とにらめっこをしながら一つ一つ大切に拾ってきたのだと思うとほほえましいです。
 先日、晴天にも恵まれ無事に親子交流会をおこなうことができました。わらべうた、どうぶつ体操など保護者の方におんぶしてもらったり一緒に踊ったりして、子どもたちの嬉しそうな笑顔が印象的でした。保護者の方からも「楽しかったです」「他の保護者の方と交流ができてうれしかったです」等、たくさんの感想をいただきました。お忙しいなかご参加くださりありがとうございました。今後も保護者の方と一緒に子どもの育ちを喜び共有できる機会を設けていけたらと思っています。

よその畑に

へいわ保育室 みことば

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11月の聖句

 

よその畑に落ち穂を拾いに行くことはない。

ルツ記 2章8節(旧約423頁)

心の中にしっかりと

へいわ保育室 新しい月を迎えて

 実りの秋。店先には今が旬の栗や柿、りんごやさつまいもが並びます。今はほとんどの野菜や果物が一年中いつでも手に入りますが、「旬」のものは味が濃く、栄養価も高いと言われています。毎日の食事に取り入れて味わいたいですね。
 先日、ある保育室で飼育していたカブトムシが死んでしまい、子どもたちと一緒にお別れをするために公園へ向かいました。そっと土に埋めたあと保育者がお祈りしていると、ふと空を見上げて「おそらでねんねしているのかなあ」とつぶやいた子がいました。夏の間ゼリーを食べたり土にもぐって眠ったりと様々な姿を見せてくれたカブトムシとの時間は、子どもの心の中にしっかりと刻まれているようでした。虫かごに残った土の中にはなんと50個以上の卵がありました。生命が次の世代へ引き継がれていくことをおしえられます。
 これから深まる秋に向けて積極的に戸外へでかけ、季節の移り変わりや小さな生き物との出会いや発見を子どもたちと一緒に楽しみたいと思います。また、気温の変動が大きい時期ですので、子どもたちの生活環境を丁寧にみながら健康管理を心がけていきたいですね。

知っている

みことば

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10月の聖句

 

わたしたちは知っているのです。
苦難は忍耐を、忍耐は練達を、
練達は希望を生むということを。

マルコによる福音書6章37節(新約73頁)

はたけにおやさい

さんびか

はたけにおやさい たにおこめ

きにはくだもの みのるあき

みのりのあきです うれしいな

てんのかみさま ありがとう

さんびか「はたけにおやさい」 こどもさんびか 135番

「甘え」と「自立」の間を行ったり来たり

へいわ保育室 新しい月を迎えて

 夕方になると暑さもやわらぎ、きれいな夕焼けが見られるようになりました。どこからか虫の鳴く声も聞こえ、長い夏の終わりが近づいているようです。
 
 先月は暑い中、個人面談にお越しいただきありがとうございました。短い時間ではありましたが保育室、ご家庭のそれぞれの子どもの姿を保護者の方と共有することができたことをとても嬉しく思います。保護者の方の声で多かったのは「保育室ではできるのに家庭では『できない、やって』と甘える姿がある」ということでした。一見、自立から後退しているように見えますが、子どもの心は様々な葛藤を抱え「甘え」と「自立」の間を行ったり来たりしながら成長しています。疲れたり頑張れない自分を受けとめてもらえる場所があるからこそ、次また頑張ろうと思えるのは大人も同じですね。子どもがいつもはできることを「できない!やって」と求めてきたら、「いいよ」と快く受けとめてあげてください。
 
 9月1日は、年に一回の防災訓練をおこないました。保護者の方にはお忙しい中訓練にご協力をいただきましてありがとうございました。電気を消してランタンの明かりの中でも保育者の話を聞いて安心して過ごしていた子どもたちです。おやつにフリーズドライのわかめごはんをおにぎりにして出すと、とても好評でした。

 実際の大規模地震の際は電話が繋がらなかったり、長い時間を保育室で過ごすことが想定されます。保育室では毎月、備蓄品や非常食、水の確認や伝達ルートなどを確認しています。この機会にご家庭でも災害伝言ダイヤルの利用法や災害時のお迎えについて話し合い、いざという時に備えられるといいですね。

あなたがたが彼らに

みことば

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9月の聖句

 

あなたがたが彼らに食べ物を与えなさい。

マルコによる福音書6章37節(新約73頁)

えっちゃらこ

わらべうた

えっちゃらこ おっちゃらこ
えっちゃら おっちゃら こげば
えびすか だいこくか
こっちゃ ふくの かみよ

大人がの足の間に子どもを入れ膝につかまらせて立たせます。つかまり立ちの子がバランス感覚を養ったり、大きい子は膝の間に座らせて「大きなゆれ」を楽しみます。

子どもにとっては一つひとつが

へいわ保育室 新しい月を迎えて

 梅雨が明け本格的な夏がやってきました。猛暑の中でもまっすぐ太陽の方を向いて咲いているヒマワリを見かけると、保育室での笑顔いっぱいの子どもたちの姿と重なり、元気をもらいます。
 
 保育室では水遊びが始まりました。今年は外に気温計を設置し水遊びをおこなう目安としており、あまりにも暑い日は室内で寒天遊びや片栗粉遊びなどの感触遊びを楽しんでいます。ある日の水遊びでは、子どもたちはミニプールの水面をバシャバシャと叩いてみたり、カップに水を入れて別の容器に移したり、じょうろから出るシャワーを掴もうと真剣な顔で試行錯誤している様子も見られました。大人にとってはただの水遊びでも子どもにとっては一つひとつが小さな「実験」です。そんな瞬間を見逃さず大切にしながらこの夏の水遊びを子どもたちと一緒に楽しみたいと思います。
 
 夏はご家族で楽しい経験をしたり、普段会わない方々との出会いがあったりと子どもたちにとっては貴重なひとときとなることでしょう。暑さと冷房の温度差で大人も子どもも体調を崩しやすい時期でもあるので、ゆっくり身体を休める日も予定してみてくださいね。

平和が

みことば

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8月の聖句

 

あなたがたに平和があるように。

ヨハネによる福音書20章21節(新約210頁)

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