おりこうって

かしの木 こえだ こばと ちいろば みのり オリーブ

201912pic01クリスマスおめでとうございます。

 12月にはいり寒さが一段と強まりました。子どもたちは、クリスマスを心待ちにしながらクリスマス製作をしたり、少しずつ増えていく室内装飾を嬉しそうに眺めながら、イエス・キリストのご降誕を待つアドヴェント(待降節)を過ごしています。
 ある日の出来事。2歳児のAちゃんが、「あのね、おりこうにしてたらサンタさんがプレゼントもってきてくれるんだって。」とそっと先生に話しました。いつも感じたことを素直に言葉で表現してくれるAちゃんは、アドヴェントに入ってから、嬉しそうにお友だちにも同じ話をしています。
 Aちゃんの最近のお話しのなかには、「おりこうにしてたら」というフレーズがよく登場していて、話をきいていた先生はAちゃんの心の思いをもっときいてみたいと思いました。「おりこうってどうすればいいんだろう」とAちゃんに投げかけてみると、しばらく考えたAちゃんがこう応えてくれました。「すてきな笑顔でいることだよ」「大丈夫。先生はいつも笑顔がすてきだから、きっとサンタさんがきてくれるよ。」先生は、Aちゃんの応えに驚きつつも、こう話すAちゃんの表情にみえないものを信じる強い意思を感じたと話していました。
 一年の終わりを迎える慌ただしい日々のなかで、クリスマスを迎えるために大切なことをAちゃんにおしえてもらったような気がしました。イエス・キリストのご降誕を心から祝うために子どもたちと笑顔で備えていきたいと思います。
 皆様、素敵なクリスマスをお迎えください。

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