汗をかく・水分補給
2016-07-11
【体調管理のポイント ②汗をかく・水分補給】
梅雨時から夏にかけて、子どもたちはたくさん汗をかきます。子どもは体内の水分量も多いうえ代謝がよくて熱も高めなので、身体の中にこもった熱を冷ますために汗をかきます。汗をかくことで発汗機能が育ち、体温調節機能も育っていくので、汗をかくことはとても大切ですね。しかし、汗をかいたままでエアコンの効いた室内にいると、かえって自分の汗で体を冷やしすぎて風邪をひいてしまいます。汗をかいたらすぐに着替え、適度な水分補給をしてクールダウンしましょう。
この時期は、食欲が落ちたり水分ばかりほしがる姿もみられ始めます。熱中症対策として水分補給は欠かせませんが、摂取の仕方によっては、かえって食欲が落ちて、バランスのとれた食事がとりにくくなり、体力の低下や免疫力の低下につながります。夏を健康に過ごすには大人の上手なコントロールが必要ですね。
水分補給について
- 寝る前・起床後、入浴前後、外出時など汗をかくときの前後に水分をとりましょう。
- 一度にたくさん飲むと胃に負担がかかりますので、コップ 1 杯程度にしましょう。
- ジュースは夏バテをおこしやすくなります。糖分の取りすぎにもなりますので、飲む量に気をつけましょう。
- イオン飲料は塩分と糖分が溶けたもので、体調不良時には効果てきですが普段の水分補給では塩分や糖分の取りすぎになりますので水やお茶を飲むようにしましょう。
- 夏でも唇がかさかさして渇いていたり、おしっこの回数や量が普段より少ない場合は、水分が不足しているサインですので、気を付けて様子を見てあげてください。