ありのままの姿を

新しい月を迎えて

 まだまだ暑い日が続きますが、朝晩は涼しくなり少しずつ秋の気配を感じます。
 散歩に出られる日も増え、子どもたちは保育者や友だちと手をつなぎ、青空の下を楽しそうに歩いています。この数カ月で子どもたちの背も伸び足どりもしっかりしたように感じられ、夏の暑さを乗り越えて様々な経験を通して成長した姿が頼もしいです。
 先日はお忙しい中、個人面談にお越しいただきありがとうございました。短い時間ではありましたが、保護者の方と一緒に子どもたちの成長の喜びを分かち合うひとときとなりました。ある方は「入室前は育児を苦しく感じることもあったけれど保育室でたくさんの刺激を受けて成長していく我が子を見ることができて嬉しいです。」とお話くださいました。子どもが集団生活の中で互いに影響し合いながら積み重ねていく経験はもちろん大切ですが、その土台にはありのままの姿を受け止めてもらえる安心感が必要不可欠です。保育室とご家庭とで連携を取りながら、その土台を共に築いていけるようにこれからも日々の保育に努めてまいります。

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