ともに喜び合えるひとときが

かしの木 こえだ こばと ちいろば みのり オリーブ 新しい月を迎えて

 暦の上では春ですが、寒い日が続いています。温かな春の訪れを待ちながら、この一年を振り返る季節となりました。
 先日の子育て講座では「親も子どもも自分らしくいるために」をテーマに、コロナ禍での子育てストレスを減らすヒントを、助産師でもある講師のやまがたてるえ先生にお話ししていただきました。事前のアンケートで多く寄せられていたいわゆるイヤイヤ期に関する質問に、やまがた先生は「自分の思いを通そうとしたり、イヤ!といえるのは、その相手を信頼しているから」だとお応えくださいました。保育室でも入園したばかりの頃は保育者の誘いに素直に応じてくれますが、ある日突然そっぽをむいたり全身で自分の気持ちを表現する時があります。そのような時私たちは、保育室がその子にとってようやく安心できる場所になったのだと感じることができます。子どもの育ちに寄り添いおおらかに受け止めていくためにも大人がきるだけ心に余裕を持っていたいものです。
 今後も子育てをしていく上で不安や悩みを感じることがありましたら、いつでも保育室にご相談いただければ幸いです。2月末には、今年度も施設別懇談会をオンラインで開催いたします。保護者の方々とこの一年を振り返り、お子さんの成長をともに喜び合えるひとときが過ごせたらと思います。

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