防災訓練を行いました

かしの木 こえだ こばと ちいろば みのり オリーブ

 厳しい残暑のなか、急に気温が下がり秋の虫の音が響くようになりました。感染症の動向に思いが凝り固まってしまいますが、秋の風情を感じる気持ちのゆとりを大切に子どもたちとこの季節を楽しみたいですね。
 先日、防災訓練を行いました。毎年、災害の際に子どもたちが少しでも安心して保護者の方のお迎えを待つことができるような訓練を積み重ねています。今年度は地震で第一・第二平和保育園の給食室が使用できない状況を想定し、おやつに非常食を提供したり、水が出ないことを想定し簡易トイレを使う体験もしました。
 避難後、部屋の一部の電気を消してランタンをつけると、子どもたちは怖がることなく「明るいね。」と言いながらいつもと変わらずに友だちと遊び、お迎えを待っていました。
 感染症の流行だけでなく、突然の自然災害によって奪われる日常もあります。保育施設は幼い子どもたちの尊い命を預かる場所として、これからも様々な視点で子どもたちの安心・安全に備えていきたいと思います。保護者の皆様には、訓練に際してのご理解とご協力をいただきまして心より感謝申し上げます。

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