球根の中には

さんびか

球根の中には花が秘められ
さなぎの中からいのちはばたく
寒い冬の中春はめざめる
その日その時をただ神が知る

沈黙はやがて歌に変えられ
深い闇の中夜明け近づく
過ぎ去った時が 未来を拓く
その日その時をただ神が知る

いのちの終わりはいのちの始め
おそれは信仰に死は復活に
ついに変えられる永遠の朝
その日その時をただ神が知る

各保育室では11月からヒヤシンスの球根を水耕栽培しています。球根から少しずつ根が伸び、みずみずしい芽が顔を出していく様子を間近にみながらこのさんびかの歌詞に思いを寄せてきました。
2月に入りついに花が開くと、子どもたちは「ピンク色だ!」「どんなにおい?」と驚きと興奮の表情で飽きるまでずっとヒヤシンスを眺めながら『球根の中には』を口ずさんでいます。

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